———————————————————————-
ゴールデンウィークも終わり、なんとなく中だるみになりがちな頃ではないで
しょうか。そこで気分一新、お部屋の模様替えをしてみませんか?ちょっとし
たコツがあれば、見慣れた部屋もグッと居心地よい空間に変身しますよ!
———————————————————————-
【まずはテイストを絞る】
模様替えをするにあたり、まずはざっと部屋を見渡してみましょう。
散らかっているわけでもないのに雑然としていたり、気に入って選んだ家具が
馴染まないように感じたら、それはテイストが統一されていないのが原因かも
しれません。
クラシック、モダン、カントリー、和風、ナチュラルなど、テイストによって
部屋にふさわしい家具や色はおのずと絞られます。ぬくもりある雰囲気がよい
のかシャープで無機質な雰囲気がよいのか、伝統的なスタイルが好きなのか、
ポップで遊び心あふれるスタイルが好きなのかetc…。
さらに自然素材ひとつ取っても、砂壁や木目ならば和風、石やテラコッタなら
ば南欧風、竹や麻ならばアジアンと、感じる印象は異なります。
自分が好きだと感じるイメージを描いてみましょう。雑誌やチラシなどでいい
なと思うインテリア、寛げると感じるレストラン、お気に入りのカフェなどを
参考にすると分かりやすいですよ。
【色使いで部屋は生まれ変わる】
選んだテイストに手っ取り早く雰囲気を近づけるには、そのイメージにふさわ
しい色を取り入れること。色を変えることで部屋のイメージはガラリと変化し
ます。
ただし、取り入れる色はひとつの部屋に三色まで。それぞれの割合は下記を参
考にしてください。なお、色を布類で取り入れるときは素材の選び方にも注意
して。たとえば同じ白色でも綿か麻かシルクかによって、受ける印象は大きく
変化します。
1.ベースカラー(70%)
インテリアの基本になる、天井や壁、床の色を指します。飽きのこない落ち着
いた色(白や茶色)を選びましょう。天井を変えることはできませんが、壁や
床はフロアマットやカーテンで変化をつけることができます。
2.メインカラー(25%)
家具やファブリックに使用します。ここで好みのテイストを連想させるような
色をチョイスしましょう。
3.アクセントカラー(5%)
インテリアにメリハリを与えます。雑貨や小物類を上手に活用しましょう。
観葉植物のグリーンもアクセントカラーになります。
【工夫次第で部屋は広くなる!?】
狭い部屋もちょっとした工夫で広く見せることが可能です。
☆視線を集めるポイントを作る
部屋に入ったときに視線を集める場所を作ります。飾り棚や絵画、花など素材
は自由ですが、部屋のテイストに合うものをチョイスするのが効果的。
ただし、いくつもポイントを作るとかえってまとまりがなくなります。
一部屋につき一ヶ所に絞りましょう。
☆家具の高さを揃える
高さや奥行きがバラバラの家具は、室内に不協和音をもたらします。
複数の家具を並べる場合には、高さと奥行きが似ている順にレイアウトしまし
ょう。家具と同系色の箱やカゴを活用すれば高さを揃えることが可能です。
また、奥行きが異なる場合には前面のラインが揃うように配置しましょう。
☆遠近法を活用する
人間の目は小さく描かれたものを遠くに感じます。この遠近法を応用して部屋
に奥行きを与えましょう。入り口付近には背の高い家具を、奥へ行くほど背の
低い小ぶりな家具を配置します。
———————————————————————-
部屋は狭いし家具を替えるわけにもいかないし…そんな理由で模様替えをして
も意味がないと諦めていませんか?ご紹介したようなインテリアの基本を押さ
えれば、部屋の雰囲気はずいぶん見違えるもの。
気軽にトライして自分らしい空間作りを楽しんでくださいね。
———————————————————————-