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私たちの生活にすっかり溶け込んでいる、ハーブ。料理や飲料、美容やリラク
ゼーションなど、その活用方法は多岐に渡ります。今回は夏にぴったりなハー
ブの楽しみ方をご紹介します。
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【ハーブティーで夏疲れを癒そう】
冷たい炭酸飲料やジュースを飲み続けていると、胃腸が弱りがち。
糖分の取り過ぎも心配です。人工的な飲み物よりも、自然の風味たっぷりのハ
ーブティーで水分補給してみてはいかが?
☆ローズヒップティー
ビタミンCを豊富に含むので、日焼けやシミが気になる方に。
ストレスを感じている方やスモーカーにも。
☆ハイビスカスティー
クエン酸が豊富に含まれているので、疲労回復にぴったり。
カリウムや鉄分も含むので、汗をかく暑い季節におすすめです。
☆マテティー
ハーブには珍しくカフェインを含みます。
気持ちをシャキッとさせたいときに。
鉄分豊富なため、貧血気味の方に。
【涼感グッズを手作りしよう】
精油を使ってオリジナル涼感グッズを作ってみませんか?暑さを和らげるだけ
でなく、さわやかな香りでリラックスできますよ。
☆涼感スプレー
精製水80ml+無水エタノール20ml+精油(ペパーミント)10滴をスプレー容器
に入れて冷蔵庫で冷やすだけ。入浴後や起床時に体全体にスプレーすると、
メントールの効果で体感温度も下がり、気分もすっきり!
☆肌用虫除けスプレー
節電対策で窓を開ける機会が増え、虫さされに悩まされていませんか?ペット
や赤ちゃんがいるご家庭なら、ハーブの手作り虫除けスプレーが安心ですよ。
消毒用アルコール10ml+精製水40ml+精油(ラベンダー)10滴+精油(ティー
トリー)5滴 をスプレー容器に入れます。肌の弱い方は、使用前にパッチテ
ストをしましょう。
☆ボディパウダー
市販のベビーパウダー大さじ2+好みの精油10滴を混ぜるだけ。
お風呂あがりやおでかけ前に使用します。
ミントやレモンの精油を使えば、さっぱりと夏向きのパウダーに。
【アロマでリゾート気分を満喫】
寝苦しい夜は、アロマポットやアロマディフューザーを活用しましょう。
目的に合わせて、精油を単品もしくはブレンドして使います。
おすすめの精油をご紹介しましょう。
☆安眠効果
ラベンダー、イランイラン、ジャスミン、マンダリン、ベルガモット
☆森林系の香り(湿気や暑さで鬱陶しい気分をすっきりとさせます)
ジュニパーベリー、サイプレス
☆柑橘系の香り(同上)
レモン、グレープフルーツ、レモングラス
また、ローズマリー2滴+レモン3滴は海辺にいるような香りに、サイプレス
3滴+フランキンセンス2滴は森の中にいるような香りになり、家に居ながら
にしてリゾート気分を味わうこともできます。
ただし、精油は使用しすぎると脳や嗅覚が疲れる原因にもなるので、使用量は
1日15滴までにしましょう。また、乳幼児や妊産婦、病気の方には適さない
精油もあるので、気になる場合は専門家に相談して選ぶようにしましょう。
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ハーブは即効性のある薬ではありませんが、生活を豊かにしてくれます。
暑さ対策やリラクゼーションの手段として楽しみながら、日々の暮らしに取り
入れてくださいね。
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