ひだまり通信

ユーアイライフのブログ

病気のお見舞い、気をつけたいアレコレ

2011年10月1日 土曜日 | お役立ちコラム

———————————————————————-
友人や知人が緊急入院!そんな知らせを受けたら、早く顔を見て少しでも安心したいもの。
でもちょっと待って。ココで優先すべきは自分の気持ちより、病人の気持ち。
さて、どう振る舞うのがスマートでしょうか?
———————————————————————-

 

【お見舞いのタイミングはいつ?】
病気の知らせを聞いても、すぐにお見舞いに行くのはマナー違反です。
入院や手術の直後の病人は、とても疲れています。また、付き添いの家族もなにかと慌しいもの。実際にお見舞いに行くのは、入院してから一週間以降が目安です。
お見舞いに行く前には、必ず家族に連絡をして本人の病状を聞き、面会が可能かどうか、面会時間は何時がよいのかなどの確認をします。
確認のタイミングは、入院して4~5日、手術後のお見舞いなら術後2~3日経過した頃がよいでしょう。

 

【お見舞いにふさわしい贈り物】
お見舞い品の金額は、三千円~五千円程度が一般的です。
親しい仲であれば、本人の好みの品のほか、入院中に役立つタオルセットや寝巻き、ルームシューズなども喜ばれるでしょう。本が読めるならば、軽めの雑誌や単行本、漫画、図書カードなどもおすすめです。目上の方に送るのはNGですが、現金もなにかと物入りな入院中には助かるものです。
ただし、4(死)と9(苦)の金額はタブーです。
避けたいのは、消化の悪い生菓子や傷みやすい果物などの食品。消化器系の病気でなくても、食事療法を取り入れている場合もあるので、食品は避けたほうが無難です。
花を送るのであれば、かごなどにアレンジメントされたものがおすすめ。手間もかからずすぐに飾れるので喜ばれます。「根付く」が「寝つく」を連想させる鉢植えや、香りの強いユリのほか、シクラメン、菊、椿、あじさい、芥子は病気見舞いには縁起が悪いとされているので、注意しましょう。

 

【お見舞いのときのタブーって?】
病気になると誰もが不安になったり、些細なことに反応してしまいがちです。お見舞いの際には、次のことに気をつけましょう。

 

☆長居、大騒ぎは禁物
調子が良さそうであっても、病人が疲れないように、20分程度で切り上げます。お見舞いに行くときは、多くても3人くらいまでとし、小さな子どもは連れていかないのがベターです。

 

☆不安を煽るような話はしない
「顔色が悪いね」「痩せたね」など、病人が不安になるような話はNG。離れたところで、付き添いの家族や同行者同士でひそひそ話をするのも、病人にとっては不安の種になる場合があるので、気をつけて。

 

☆病状についてしつこく尋ねない
本人から話をしない限り、あまりしつこく病気について話すのは控えたいもの。
病気について生半可な情報を伝えたり、同じ病気の他人と比較するのも×。

 

☆励ましすぎない
お見舞いの目的は、病人を慰め励ますことですが、過度な励ましは逆効果。
つらい治療の最中の病人にとっては、かえって精神的な苦痛になることもあります。また、同僚の見舞いの場合には、「早く仕事に復帰してね」「職場は回ってるから大丈夫」など、不用意に仕事の話をすると、プレッシャーになることも。

 

———————————————————————-
病気見舞いで重要なのは、相手への思いやり。病気になった本人や家族の辛さに配慮した言動が求められます。
心配する気持ちがあだとならぬよう、留意しましょう。
———————————————————————-